ジョン・ウィック1&2の感想

 ジョン・ウィック

 せっかくブログを持っているし見た映画の感想など綴ってみようなどと思った次第である。ちなみにアマプラで見れる。

 当然ながらネタバレ全開なので読む際は注意。

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 ジョン・ウィックとはかつて裏社会でブギーマンと恐れられた伝説の殺し屋である。

なんやかんやで女性と恋に落ち、彼女と暮らすため最後の大仕事に挑むーーーー

というのは過去形であり、物語開始時点では仕事は終わって彼女と結婚している。していた。重い病気で彼女は世を去ってしまい、失意と孤独の中にジョンはいた。そこに届けられたのは彼女の最後の贈り物、愛らしい一匹の子犬だった。

 そして始まる元殺し屋と子犬のハートフルストーリー…は5秒くらいで終わる。

 

ジョンは殺し屋なので金持ちである。金持ちなので高級車に乗っている。その高級車を欲しがったチンピラが強盗に押し入り、不意を突かれたジョンはボコボコにされ、ついでとばかりに子犬も殺されてしまう。

 

 あらやだ、もう展開わかっちゃったわ!という方は慧眼をお持ちだ。ここから始まる復讐という名の大暴れが実に痛快なのである。殺し屋らしくピストル一発でドタマをぶち抜き、バッタバッタと敵をなぎ倒していく。元仲間らしい黒人が現れたり殺されたりするが些事だ。チンピラがマフィアの息子だったりするのも些事だ。

 

 個人的に好きなシーンは風呂でくつろいでいるチンピラにジョンが奇襲をかけ、バスローブで追いかけっこをする所。ギャグ漫画みたいでいいよね。

 後は掟を破った女殺し屋が始末されるシーン。

本筋と全く関係ないので簡潔に処理されるのだが、それが無情感を出していてとても好きなのだ。

 

 ラストシーン、復讐を終えてさっぱりしたジョンが新たな相棒を選ぶのだが何故あいつを選んだのかよくわかっていない。伏線とかあった?見逃してたらごめんなさいなのだ(新井さん)。

 

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 実は2から見た(告白)。

なので1の感想があっさりしてるのは許してほしい。

だってすごかったんだもん、2のアクション。車バンバンぶっ壊すし人バンバン死ぬし、まさに1の正統進化系。でも後から1みたから内容忘れちゃったよ。なんなんだ。

 

 車盗まれるどころか今度は家にロケランぶちこまれるジョン。

呪われてるのか?呪われてても全然おかしくないけども。

 

色々あって女を殺しに行くのだが、その殺しのシーンがまたいいのだ。

 お前の手では死なぬ…とばかりに手首を掻き切って風呂につかり、失血死しようとする女に普通に弾丸入れるジョン。お前それでいいのか?と言いたくなるが殺し屋には殺し屋の美学があるんだろう。多分。

 

 結構ピンチになったりライバルっぽい顔してるハゲが出てくるのだが、終幕のインパクトが強すぎて印象が薄い。

 こいついつも全てを失ってんな。でも大体自業自得な気もする。

 パラベラムは近々見る予定。それではまた。